月別アーカイブ: 2012年4月

名もなき巨大な屋久杉へ

あなたはいつからここに立っているのですか?。見るからに2000年以上はこの森と共に生き続けてきたことでしょう。その姿は白骨状になりながらも、体には他の着生植物を育て、傾きながらもまだ立っている。名もなく、注目されるでもなく、いつ倒れるかもわからず、静かに静かにその時を迎えるのですね。あなたの生きた証をしっかりと受けとめながら、写し(記録し)ます。

至福の時間

山中泊で冷えきった体に朝日が当たると、ふっと体の力がぬけ、太陽の温かさを感じる至福の時間が訪れる。樹々の枝も光を求めて伸びていくのは、温かさを感じるからだろう。

天空のWave

爆弾低気圧の暴風の影響で、上空の雲は複雑な動きになっていた。

春の大嵐

昨夜から明け方にかけてまとまった雨と、落雷。午前9時前に雨は止んで、天気は一気に回復して晴れたが、爆弾低気圧の通過で台風並みの暴風。船便は全便欠航した。夕方のTVニュースは「屋久島尾之間で最大瞬間風速31.9m/sを観測、4月で30メートルを超すのは43年ぶり」と報じた。夜になって風はだいぶ弱まってきている。=小瀬田港

太鼓岩から山桜風景

風は若干冷たいものの晴れの天気が続いて、気温も少し上がった屋久島。太鼓岩の眼下には、開花した山桜が見ごろを迎えていた。昨年より15日ぐらい早く咲いた山桜。花見のピークは5日、6日、遅くとも7日ぐらいまで。明日の大嵐がかなり影響しそうで、花びらがかなり飛ばされる可能性もある。=2日、太鼓岩から

秋のような夜明け

31日は朝からよこなぐりの雨で暴風。南西の温かい風から始まり、昼前には雨も止み西の風が黄砂を運んで来た後は、直ぐに冷たい北西の風に変わり、手がかじかむほど気温が10℃ぐらい下がった。縄文杉展望デッキでの最高気温は5℃。歩いても温まらない一日だった。新年度を迎えた4月1日、まだ冷たい風は残ったが朝から晴れ、秋のような鱗雲が強風に流され、出たり消えたりを繰り返した。=トロッコ道から