月別アーカイブ: 2012年6月

嵐の前

今朝、明け方の空は星空。朝日がまぶしく、夏のような青空も広がった。しかし、昼前から一転、曇り空に変わり雨が降ったり止んだり。南東側からの風が吹き始めると、時々強い雨になった。台風4号は明日、午前中に種子島・屋久島地方の東側を通過する予報。写真=18日、小杉谷から

鳴動

上空でドンドンと太鼓に似た音が聞こえて直ぐ、稲妻が走りドドーン!ドンドンドーン!と落雷と同時に地響きで家が揺れる。その後、ザーーッ!っとまとまった大粒の雨。

台風前の梅雨前線が活発になって南西から北東側へ移動している今朝の屋久島。台風4号は大型で強くなり、18日沖縄近海では最大瞬間風速は70m/sをこす模様。屋久島は19日に暴風警戒域に入り、20日は25m/s以上の暴風域に入る予報で、19日から20日にかけて、台風の進路は偏西風に乗り、大きく東側へそれながら通過して行くと思われる。なんとか直撃は免れそう。

残像

湿潤の季節、深緑へ

山は雨が多くなって、苔も色艶が良くなった。新緑も深緑に変わり、写真を撮るには絶好の時季、と同時に森の中は夏にかけて、いろんな虫との闘いになる。蚊、ブヨ、蜂、一番厄介なのが山ヒルだ。カメラの三脚を立てて、同じ場所に留まり撮影を30分以上続けていると、足元にヒルが2,3匹は寄ってくる。樹の枝葉からも頭にピンポイントで落ちてくる。カメラのレンズにも付いていて、思わず苦笑してしまったこともある。だが、それらは全て森が豊かな証拠だ。虫がいて当たり前、うまくつきあって、かわしながら今年もまた撮影に入っている。写真=13日、白谷

来週は台風4号が屋久島を直撃する様相。

ヒメシャラ

早くもヒメシャラ〔姫沙羅〕(つばき科)の花が咲いたようで、白谷・楠川歩道にまとまって20個ほど花が落ちていた。他にヤマボウシ〔山法師〕の花も咲いて、山は初夏の装い。 13日、白谷

復刊 「樹よ。屋久島の豊かないのち」

復刊 山下大明写真集「樹よ。屋久島の豊かないのち」

1992年に小学館より刊行された「樹よ。」が、20年の歳月を経て、野草社から装いも新たに復刊されました。

発行所/野草社  発売元/新泉社  定価4200+税 カラー112頁・上製A4版

※購入は書店、出版物を扱うwebサイト、新泉社http://www.shinsensha.com/

※屋久島は書店に置いていません。取り扱いは、宮之浦地区=KITCHEN&CAFE ヒトメクリ、安房地区=武田産業お土産売店

 

※※※※復刊記念祝賀会※※※※

6月16日(土)18:00~ 宮之浦公民館  参加自由・無料ですが、箸・皿・グラス・食べ物・飲み物を一品お持ち下さい。■スライドショー■トークショー■オークショー■サイン会などがあります。◆◆刊行された20年前にタイムスリップするようです、参加される方は、できるだけ20年前のファッションで起こしください。

 

アオノクマタケラン

山下大明写真展終わりました。

屋久島の屋久杉自然館で2月8日から始まった、山下大明(JPS・日本写真家協会会員)さんの写真展「月の森 屋久島の光について」は、大変好評だったため、5月10日までの予定を6月10日まで延長していましたが、その展示も本日、無事終了しました。山下さんは「思ったより、たくさんの方が来てくださいまして、ありがとう御座いました」とコメントしていました。

※記帳簿氏名記入のお願い!

絵画、写真などの展覧会は会場に記帳簿を置いています。閲覧の際は必ず氏名住所などの記入をお願いします。住所などは個人情報云々もありますが、せめて氏名だけでも結構です。主催者(本人)は後日、ご来場下さった方にお礼状や次回開催時のご案内ハガキなどをお送りすることもあり、会場に本人不在の場合、記入されていないと、どなたがお越しくださったか、わからないのが現状です。展覧会に足を運び、記帳簿に記入するという芸術的文化がまだ乏しい日本。記帳は主催者に対する礼儀……とまでは言いませんが記帳を習慣づけ、簡単な感想などもご記入頂くと大変ありがたいものです。是非、記帳をお忘れなく!!。

 

異国から?

森に射しこむ

8日からの山中泊、8日は明け方前から屋久島の南側で雷を伴った大雨になったようだが、小杉谷から高塚山方面は小雨が降ったり止んだり。9日は優しい朝日が森に射し込み天気は回復し、雨上がりの森が一段と美しさを増した。