益救参道は屋久島の神の領域に通ずる道。500年前先人は何を思い、何を願ってこの道を歩き、岳参りをしたのだろうか。行く度に、凛とした道は身が引き締まる思いがする。
雲一つない晴れの日は基本的に森の中の撮影はしない。光が強すぎてコントラストがきつくなるからだ。雨が降る前の暗い森も、緑がつぶれて黒っぽくなり適さない。あくまでも個人的なスタンス。
屋久島では岩も風景の一部になります。
そこには、命ある限り懸命に生きつづけようとする姿があります。
コナフキサルノコシカケの上で、虫を食べていたギンボシザトウ虫。目が見えないザトウ虫は、地表や木の上を歩きまわり2本の触覚で餌を探します。秋になるとたくさん出てくるが、今年は1ヶ月ほど早く現れた。 ・ 杉の切り株の上で育つサクラツツジ。
あっという間に台風17号は過ぎ去り、4日から天気が回復した屋久島。5日早朝の白谷駐車場では最低気温が17℃。涼しいというよりは肌寒い感じでした。太鼓岩から奥岳を望むと、天高く、空の青さは薄く感じ、夏の終わりを予感させた。=5日、太鼓岩から
白谷は朝から晴れ。午後3時ごろには霧に包まれ、その後にわか雨。
台風15号の後も山は天気が安定せず、晴れたり雨が降ったり止んだり。