別の森へ

s-DSCF5396先日歩いた森とは違う、別の森に入った。ここも14年前入った森で、特別に変わった様子はなかったが、強いてあげると、立ち木や倒木に以前より苔が多く付いたような気がする。屋久島全体で共通して言える森の特徴だが、一つの例として「地表の下草が無くなって、苔の生え方が多くなっている」ことが上げられる(場所、気象条件も含めて)。それは、地表に育っていた植物、あるいは発芽してこれから育とうとしている植物を、2万頭近くいるといわれているヤク鹿が、好みの植物だけを食べ尽くしてしまった。その結果、下草が無くなり今残っているのは、嫌いなものや、毒性があるものだけになってしまったようだ。苔も食べているところをたまに見かけるが、どうも好みではないのか、そんなに多くは食べていなかった。そのため苔は生き延びて、繁殖を続けることができたのだろうと思う。学術調査によると屋久島で生息している苔は650種類が確認されているという。


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