幻想的が樹木を助ける

6日、朝から夜まで一日雨にうたれた。何ヶ月ぶりだろう…。

東の風が一日吹き継続的に雨が降る。大粒の大雨ではなくシトシトと…、まるで梅雨を思わせる天気。レインウエアを着ていても中まで濡れるという雨。雨の日は雨に負けないように、気力と忍耐が必要で、それに負けてしまうといやな雨になってしまう。雨を受けてたつ心構えを持つと、雨を楽しめる。縄文一泊で行った。夜中までテントを雨粒が叩く。7日朝には雨も止み、風は北東に変わっていた。海水が蒸発して山には霧がかかって、見る人には幻想的な世界。屋久島では当たり前なことで、この霧が自然界(植物)にとっては重要な役割を果たす。雨が降らない日に霧がかかると、土壌が薄い場所で育っているコケや樹木は葉や、むき出しになっている根が水分を補給できるのだ。

写真=7日、小杉谷 「Canon PowerShot S90」

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