2000kmの大浪漫

「アサギマダラ」は信州八ヶ岳から台湾まで移動する「渡り蝶」として知られていて、その距離は2000kmにも達するといわれている。

春は北上し、涼しい地域で夏を過ごし、秋は温暖な地域へ南下して越冬する。夏、屋久島でも標高1000mぐらいから姿をみかけ、冬は里地でもみかける。私はまだ確認できていないが、翅(はね)には住所や番号などがマーキングされていて、「アサギネット」のwebサイトで検索すると、どこから飛んできて、誰がマーキングしたかがわかるようになっている。アサギマダラをみかけたら要注意!。近くまで寄って何か書かれていたら、捕獲しなくても写真を撮って、すぐ検索してみよう。そしてアサギネットで報告もお忘れなく。(移動調査を行っています)

写真=12日、西部林道

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