投稿者「Horie Shigeo」のアーカイブ

台風一過

DSCF9799s台風8号の影響は昨夜から今日未明ごろまで続いたが、昼前から風も止み青空が広がった。海の便は今日も全便欠航。空の便は昼過ぎから運行を再開した。写真=10日午後6時10分、松峰

台風8号、強風域に入った屋久島

DSCF9756s大型で強い台風8号。屋久島は昨日夕方から風速15m/s以上の強風域に入った。9日11時半現在、雨は小雨。時々強い風が吹き、海岸近くでは強風により海水が霧状になって飛んでいる。この台風8号の接近で船便空の便は全便欠航、観光客は足止めされた。10日未明には、風速25m/s以上の暴風域に入る予報で、予断を許さない状況になっている。写真=9日午前10:38分、安房港外防波堤

試練は突然に

DSCF9651s縄文杉近辺でいつも母鹿と一緒にいた生後一年も満たない小鹿が、近頃左前足を骨折したようだ。なぜそうなったかは不明で、餌となる緑の落ち葉を痛々しく歩きながら探していた。四本足の野生動物にとって一本でも骨折すると、それは死を意味する。過去に数頭、そのような状況を見たことがあるけれど、数ヶ月もしないうちに姿を見なくなった。おそらくどこかで力尽きたのだと思う。人や動物園などで飼われている動物だったら治療もできるだろうけど、野生ではそうはいかない。これも自然の摂理、ただ見守るだけです。頑張れ小鹿!=5日、高塚

夏らしく

DSCF9636s雨雲の切れ間に出た空は、もう夏の青空になっていた。=5日、小杉谷から

柏倉陽介写真展 (7月3日~8月5日)

DSCF9585s柏倉陽介写真展(no title)

会期:2014年7月3日(木)~8月5日(火) 10:00~18:00会期中無休/入場無料

会場:Gallery  TABIRA   (旧THE  ARTS  FACTORY  GALLERY)http://tabira.biz/

〒891-4207  鹿児島県熊毛郡屋久島町小瀬田815-31   tel 0997-43-5956

昨年、今年と2回目の写真展。今回は昨年、ナショナルジオグラフィック国際フォトコンテストにて自然部門奨励賞を受賞した作品(大型パネル1m×1m)を含む14点を展示。A3サイズの写真は、和紙にプリントしたもので従来の写真とは一味違った作品に仕上がっています。是非ご高覧下さい。

暗闇に浮び上がる神秘の世界

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(上)シイノトモシビタケ  (下)ヤコウタケ

雨が止んだ暗闇の森の中で、倒れて朽ちたシイの木などの上で光を放つキノコ。雨が多いこの梅雨時期に見られる光景だが、なぜキノコが発光するのか?「発光することによって昆虫を誘発し、胞子飛散を手助けしてもらう」ともいわれているが、詳しいことはまだ解明されていない。キノコの種類にもよるが、高さ1cm~1.5cm、傘の直径5mm~1cmとわりに小さい。けど、10mぐらい手前からでも発光しているのが肉眼で確認できるほど明るい。しかし、安易に撮影できる訳ではなく、昼間森に入りキノコがある場所を探し、そして夕暮れと共にその場所に待機する。暗闇になって足もとや周りをライトで照らすと、虫が嫌いな人は卒倒するぐらいいろんな生き物がうごめいている。ムカデ・ゲジゲジ・ナメクジ・蜘蛛・蚊・ヘビ(特にマムシ)など、豊かな森にはそれぞれの営みがあり活動を始めている。それらの存在を確認しながら万全の態勢(ナガ靴は必須)で撮影に望むことになる。もちろん撮影をするときはライトを消すので、周りはまったく何も見えない。「暗闇に浮び上がる神秘の世界」撮影で寝不足が当分続きそうだ。=一眼デジタルカメラ・100mmマクロレンズで撮影

水の輝き戻る

DSCF9287s29日の朝から天気は徐々に回復し、一時森の中に太陽の光が射しこんだ。=29日午前

雲海の上に奥岳群

DSCF9280s小杉谷から高塚山方面に雲ができ、奥岳域には冷たい空気があったのか?雲が上がらず、雲海の上に奥岳の頭だけが見えていた。=28日昼前、太鼓岩から

写真を撮るには最高の時期

DSCF9437s一雨ごとに緑が深まり、写真を撮るには最高の時期になりました。「ほんとうに写真が好きな人は今がチャンスです」。(カメラが好きな人は控えましょう)森はよだれが出るほど素敵で、苔の森は生きいきしています。雨が降る日はカメラを持って、壊れるのを覚悟で行きましょう。(防水カメラを持っていると怖いものなし)=23日、上/白谷線から  下/白谷雲水峡

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黄昏瞬景

DSCF9570s24日は久しぶりの晴れ。山でも雨が降ることなく一日が終わった。久しぶりの夕焼け空=24日