昨年の秋、繁殖期を終えたヤク鹿の雌はもうすぐ臨月(鹿もいうのだろうか?)に入ります。大きなお腹を左右にゆっさゆっさと揺らしながら、トロッコ道や森の中を歩いています。ヤク猿に続いて、早ければ今月下旬にはヤク鹿の出産が始まります。
昨年多く咲いた木は、今年は少ないようです。=トロッコ道
春から初夏にかけては白い花がめだつ。ハイノキの花も多少甘い香りがする。
江戸時代、人が関わった森。いい森として再生にむかっています。
一年で森が最も美しいのは、6月の梅雨時。コケの緑が一番映える時期で感動が数倍になる。撮る者にとって至福の時間がそこにはある。雨に負けるのではなく、雨のありがたさを感じる時。6月の森を知らずして、屋久島を語るなかれ…。
里地ではアブラギリの花が満開。
少しだけ光が射しこむ沢に落ちていたエゴノキの花。
早朝、霧がかかった神々の森。
かつて人が造った森林軌道の石垣。人が植えたのか?自然に種が落ちて育ったのか?住居跡に立つオナガカエデの大木。苔が歳月を語る。=小杉谷
雨上がりの森は最高にいい。是非見てほしい!