屋久島は650種の苔が確認されている。その苔は種類にもよるが、雨にぬれると雫が光り、とてもきれい。

昨日、今日と屋久島は朝から晴れ、気温もかなり上がった。が、昨日の朝から山は一日中ヘリが飛んでいた。テレビニュースによると、21日午後6時ごろ永田岳頂上から雪で滑って滑落したと、60代男性本人から救助を求める電話が警察にあったという。その後連絡が取れなくなり、22日朝から警察、消防が捜索したが行方がわからず。23日、発見されたが残念ながら死亡が確認されたという。これで今年は悲しい出来事が２件目になった。写真＝23日朝、長峰

12月からの雨はとても冷たい。はたして植物もそう感じているだろうか？

今日は冬至。北半球では一年の内、昼間の時間が一番短い日。また、木星と水星がもっとも近ずく時期で、これは400年ぶりで12月いっぱいまで、日が暮れた時に南西の空を見ると肉眼でも確認できるという。

サキシマフヨウは花が終わり種だけ残っている。

冬は北側の天気が悪く、雨やみぞれになる日が多い。南側は逆に晴れの天気が多くなり、気温も北側よりセーター一枚違う。今日の尾之間は、いい天気と青い空でモッチョムはかっこ良かった。写真＝20日、尾之間

高層湿原、小花之江河。

雪に覆われた植物、じっと耐えるだけです。

今季、奥岳の初冠雪。標高1.600ｍぐらいから３cmぐらいの積雪で、黒味岳近くになると５cmほど。吹き溜まりには10cmの積雪があった。17日、午前7時半ごろ、淀川登山口の気温が－2℃。歩き始めから小雪が時々舞い、花之江河あたりまで空は灰色だったが、昼前に黒味岳山頂に着くと、いっきに青空が広がった！山の神様が微笑んでくれたのか、奇跡が起きた。風もあまりなく、太陽の陽射しで寒さは感じなかった。ここぞとばかり、iPhoneとオズモポケットで写真と動画を撮りまくった。写真＝17日、高盤岳展望所、花之江河、黒味岳（写真は連載します）