屋久島写真

台風１２号の強風域に入っている屋久島は雨風が強くなっています。船便は全便欠航、空の便は午前中の２便を除いて午後からの３便は欠航した。今後東シナ海を北上して明日には強風域から抜けると思われる。屋久島は７月１０日の台風８号以降まとまった雨は降っておらず、７月３０日から降り続いている雨は恵みの雨になった。写真＝１日午後３時２８分、安房港

標高1.800mまで上がると気温が里地とは一変する。この日は北よりの風が吹き、陽が当たる所は強烈な暑さになるものの、日陰に入り休憩していると肌寒さを感じるほど涼しかった。＝２９日、花之江河/黒味岳

シャクナンガンピ（ジンチョウゲ科・屋久島固有種）。屋久島の高地（奥岳）で今咲いています。花の近くを通ると甘い香りが漂ってきます。＝２９日、黒味岳

森の中の川や沢は涼しい風が吹き、水も冷たくて気持ちいい。＝２７日、白谷

里地で日中の気温が３０℃以上の猛暑が続く屋久島。そろそろ一雨ほしいところだが、各集落では早くも稲刈りが始まっている。＝２７日、永田

空洞になった屋久杉の中で発芽したと思われるサクラツツジの木。西日を受けながら徐々に成長し、外まで出てきている。いったい何年かかったのだろうか、通るたびいつも関心する。＝天文

昨年より多く咲いているヤクシマサルスベリ（花の色は白が特徴）

夏の森には歩道横の苔の中や、落ち葉の隙間から５ｃｍほど伸びたキノコがある。夏限定の「冬虫夏草」（とうちゅうかそう）。冬虫夏草は漢方薬として重宝される昆虫と菌種の結合体で、引っこ抜くと昆虫から伸びているのがわかる。昆虫の卵が孵化して土の中に潜り植物の根の養分を吸収して大きく成長する時、冬虫夏草菌がこの昆虫につくと、菌は昆虫の体内に侵入し栄養分を吸収してしまうため、昆虫は死んでしまう。菌は冬の間昆虫の体内で成長して夏に地表に出てくる。ゆっくり歩きながら意識して探さないとわかりにくいキノコ。＝２４日、天文の森

２３日は二十四節気の大暑。立秋までは一年で一番暑い時期といわれています。猛暑が続きますが、皆様お体ご自愛下さいませ。＝２３日、西部

ツガ白骨樹。