時をみつめて

サツマイナモリ

森の中にサツマイナモリの花が咲いていた。

震災から一年

11日、屋久島空港に掲揚されている国旗は弔意を表す半旗になっていた。

未曾有の東日本大震災から今日で1年。昨日の事のようにまだ記憶は鮮明に残っている。警察庁まとめで3月10日現在、死者15854人行方不明者3155人(毎日新聞)。屋久島の人口13723人をはるかに超える人が亡くなっている。不幸にして家族ばらばらで逝ってしまった人々は、一年たって黄泉路の世界でまた再会できたでしょうか?。せめて、また再会できることを祈るだけです。また、行方不明者の捜索はまだ続いており、一日でも早く家族や関係者の許に帰れることを願います。そして捜索隊の皆様には頭が下がります。残された方々の悲しみや悔しさも心にとめ、震災を風化させてはならないと思います。忘れない事が復興につながると信じます。今日、日本中と世界各地で鎮魂の祈りがささげられた。

岩の上に立つヒメシャラ

森の中で岩をつかむように、ヒメシャラの樹は立っていた。

小雨の森

今日も終日小雨。白谷の森はまた霧に包まれる。

新緑

標高1000m以下の照葉樹の中に、ヤクシマオナガカエデの新緑がめだち始めた。

しとしと雨

今日も一日しとしと雨。

角落ちる頃

毎年春になるとヤク鹿も、雄の角が根元↑←から折れるように落ちる。

雄鹿の角は春先に落ちて、その後新しく生え始め、繁殖期の秋ごろに成長が終わる。

その角落ちは、《自然にポトッと落ちたり、樹に当たって落ちたり、雄同士角を絡ませて押し合っている時に落ちたり、樹の根に引っ掛けて落としたり》と、落ち方もいろいろあるようで、両方同時や片方ずつの場合もある。

6日、白谷で片方だけ角が落ちた雄鹿を確認できた。(写真は撮れていないが)

春の角落ちが始まったようだ。

川渡れず

5日、今朝の白谷雲水峡は小雨。昼前から雷と共に30分ぐらい集中的に大雨が降った。楠川歩道は登山靴が完全に水没して見えないほどの川状態。白谷小屋から白谷川本流渡渉点まで来ると、増水して濁流が岩を洗い、少し上流の緊急渡渉点も渡れなくなっていた。大雨から小雨に変わり、30分ぐらい待機していると、水量が直ぐに20cmぐらい下がった為、緊急渡渉点の方でなんとか渡ることができた。それにしても、今日の増水はいつもより非常に速かった。予想以上の豪雨になったようだ。いよいよ「木の芽流し」本番。

写真=5日、午後12:11分、楠川歩道白谷川本流渡渉点

森で旬の花

たびたび登場の、オオゴカヨウオウレンの花が数多く咲いている。3日、白谷

苔に覆われた針桐

ハリギリ(ミヤコダラ)は、「屋久島の巨樹」となる一つに数えられる。

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