今年1月、2月は寒波襲来で昨年より山の降雪は多かった。そのため積雪に埋もれていたオオゴカヨウオウレンの開花がようやく始まった。=18日、白谷雲水峡
先月、東シナ海でイラン船籍のタンカーが炎上し、沈没した影響で奄美やトカラ列島の島々にそのタンカーから漏れたと思われる原油が漂着している。屋久島も8日、多少ではあるが漂着を確認した。漂着した永田まえ浜、いなか浜は5月からウミガメの産卵があり、今後どれぐらい影響があるのか心配だ。
雨雲の奥はまとまった雨。手前は陽が射して映画の中にいるような光景でした。=8日、いなか浜
寒波が続く屋久島。安房では最高気温が5度以下で、連日冷たい雨や雪が降っている。山はまた積雪があり、県道・ランド線、白谷線は通行止めが継続中。=6日、安房
再生した森に残る屋久杉の切り株。 かつて屋久杉は神が宿る木と敬われ、伐られることはなかった。しかし、藩政の時代に神の許しを得たと諭され、年貢として納めるようになると急速に伐倒が進んでいった。当時の樵たちは初めて神の木にヨキを入れる時、どんな気持ちで向き合っただろうか。神に対しての崇高さを思うと、その心情はただならぬものがあったのではないだろうか。そして、詫びながらヨキを振り下ろし、事を成し遂げたに違いない。 今年から次の作品集に向けて撮影を開始した。
二週間ほど天気が安定せず待機していが、やっといい状態になったので太鼓岩から光のカーテンを狙う。だが、思ったような光の降り方ではなかった。=2日、太鼓岩
24日の寒波で再び冠雪した永田岳。夕陽に染まるところを撮りたかったが、夕方近く厚い雲に覆われた。=27日、永田
永田集落を4kタイムラプスで撮影するためにロケハン。この日はPM2.5の影響で山は霞がかかったように青くなっていた。本番は、ある程度の風と雨上がりの日を狙いたい。=20日、永田集落
楠川歩道を上がると、海抜400mぐらいから20㎝以上の積雪。今年は久しぶりに大雪の年になり、標高1800m以上になると2m近くの積雪があると思われます。=13日、楠川歩道