時をみつめて

台風18号…。

DSCF1183s今回の台風18号は、何年ぶりかの台風らしい台風でした。甚大な被害はなかったものの、小瀬田で最大瞬間風速が43.7m/sを記録したようで、雨より風台風だったため、倒木、折れ木などで電線が切れ、5日朝から夕方6時前まで集落によっては停電が続いたようです。わが家も一部外線が切れたため停電。6日朝、工事を種子屋久農協電気事務所(安房の一部を除く旧屋久町は農協が電気事業(販売)をしている)に依頼したところ、午後7時半ごろ来てくれました。午後8時にやっと完全復旧。工事関係者の話によると「今回の台風でかなり電線が切れた所が多く、まだ電気が通ってない家があるんですよ、昨日も徹夜、今日も徹夜かな?、さてと、次が待ってるからそれじゃ」と言って、急いで次の現場に向かっていました。

通電すると、ほんと電気のありがたさがわかります。一難去ってまた一難、今度は台風19号が同じコースを辿る様相になってきました。写真=5日午前10時04分

水がつくる芸術

DSCF0849s水がつくる流線は、できてすぐに消えてしまう。同じものは無く感動とはかなさが一瞬で交差する。

秋の実

DSCF0920sナナカマドの実が赤く熟してきました。昨年より多くついています。これから秋が深まり、放射冷却などでいっきに気温が下がると、葉の紅葉が始まります。=29日、ヤクスギランド

歳月…。

DSCF0937sこの木は倒れて何年たったのだろうか、川にとどまっているが、いつかは水の流れに乗ってまたどこかにとどまる日が来るのだろうか、それともこのまま朽ちていくのだろうか……。ずっと見続けていきたい。

夜明けの森は

DSCF0892s今日は朝から晴れ。森の冷気は肌寒さを感じた。=29日、ヤクスギランド

DSCF0804s♪「青い月が旅路を照らし  長い影に孤独を悟る  人の夢は浮かんで落ちて  されど赤い日はまた昇る  鳴きながら鳥はどこへ帰るだろう……」 日が沈んだ西の空には月が出ていた。見た瞬間、桑田佳祐の♪「月」が脳裏にうかんだ。秋から冬にかけて月の輝きはよりいっそう際立つと思う。人の心にも感情や憂いとして月を表す季節でもある。写真=28日午後6時14分、ヤクスギランドP

秋の日はつるべ落とし

DSCF0784s最近日が暮れるのが早くなってきました。午後4時ごろになると陽射しも弱くなります。写真=西日が森に射しこむ/28日午後4時35分、天文の森

晴れは三日続かず

DSCF0763s台風17号の左外側先端の雨雲が、北東の風に乗って屋久島に雨を降らせた。明け方から降り出した雨はさほど強くはなかったが、継続的に降ったため白谷川が濁流と共に増水した。写真=27日午後12時40分、白谷雲水峡:白谷小屋前

やっと快晴

DSCF0762sDSCF0746s25日は朝から久しぶりの快晴。風も涼しく、森を歩くには最高の天気になった。だが…森の中で写真を撮るには最悪となった。光と影のコントラストが強くなり、撮るものが限られてくる。雲待ちしたが夕方まで一つもなかった。写真=25日、白谷

雨、叩く

DSCF0730sDSCF0754s水系ネタしか無いのかいっ!というぐらい、連日雨の屋久島。23日は宮之浦地区だけ1時間に200mm近くの豪雨があり、全国ニュースにもなっていたようだが、別に騒ぐ事も無くいつものことで、山ではそれ以上に降る時もある。ただ、今までテレビで放送されなかっただけのこと。広島の豪雨災害があったばかりで、話題性、注意喚起として放送されたものと思われる。近年、屋久島の雨は10年ぐらい前に比べ、少なくなったような気がする。(データを見ないとわからないが)冬、鹿児島の桜島に雪が積もるとニュースになるが、屋久島の山で2~3m積もってもニュースにならない。それだけあたりまえになっているのと、離島であるがゆえ情報が伝わっていなかった側面もある。しかし、近年はインターネットの普及により、リアルタイムで情報を発信できるようになり、屋久島で起こったことが映像として流れるようになったのです。「屋久島は雨の島、世界屈指の降雨量、降ってあたりまえ」を再認識してもらえたのではないでしょうか。

24日も山では朝から昼過ぎまで雨。夕方になってやっと天気が回復してきた。写真=24日、歩道の水溜りに落ちていたハリギリの葉。/屋久杉自然館でシャトルバスを降りると、南の空に夕日を受けた雲があった

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