ナイキCM、ナショナルジオグラフィックなどの写真を撮影しておられるアメリカのフォトグラファー・ブラッドクレマーさんが、白谷雲水峡でタイムラプス(微速度)撮影をされていました。
ブラッドさんに同行して撮影をサポートされている日本人スタッフの話によると、ブラッドさんは、映画監督・宮崎駿さんの大ファンで、映画「もののけ姫」の作品を何百回も観たそうです。それで、映画の森のイメージは白谷雲水峡といわれているため、その苔の森を撮るため来島したそうです。
※タイムラプス撮影=写真のようにスライダーの上にモーターで動く台座にカメラをセットして、3カットシャッターが下りたら台座が微速度で横に動き、約2秒の間隔でまた3カットシャッターが下りるという動作を自動で繰り返します。スライダーの長さが1m20~30?、撮り終わるまで40分ぐらいかかるそうです。
撮った写真をパソコンの中でつなぎ合わせ、編集したものをスライドショーで見ると動画のような、パラパラ漫画のような、動くジオラマみたいなおもしろい作品になるようです。今回、撮影された屋久島の作品は数ヶ月のうちに公開するそうです。写真=27日午前、白谷雲水峡・苔むす森
ブラッドさんの代表作で、日本を撮った「速く・Hayaku」を視聴できます。