13日、台風19号の暴風雨が屋久島に与えた影響は、屋久島の地形によって大きく分かれた。台風は13日の夜から未明にかけて、島の南西側から西側に、そして北側へ進み、その後北東側へ進んだため、西側の時は島の南側から西側は雨、風が強く、東側は余り雨も降らず風も暴風ではなかった。北東側へ進んだ頃に、今度は島の北側、北東側が雨より風が強くなったもよう。その後昼前、島の右半分では青空が広がった。しかし、昼過ぎになると吹き返しの暴風が晴れながら雨も伴い、島の北側から東側を襲った。結局、南東側の安房地区は風の狭間で、先週の台風18号よりは雨風共に強くはなかった。そして、台風=停電も覚悟していたが、朝方1~2時間程度の停電で済んだ。写真=13日午後3:13分、小瀬田/種子島方面の虹