イタリアの写真家作品…
今回のイタリア日本写真交流展では、イタリアの写真家の作品31点、が展示されたが、最も心引かれ衝撃を受けた作品がこの写真(To Flow/流れる―冊子より)。無限の想像性を含んだいい写真で、初めて見た時、足が釘付けになってしまった。
表現写真は説明写真とは違い、被写体を一瞬で切り取り、想像性を持たせた作品に仕上げていく。
イタリア・アレッツオの写真家団体IMAGO(イマ-ゴ)は今回のテーマを「To Flow/流れる」に決め、まとまった写真(日本での展示用〔出展のカタログ〕も含めて)を写真集並みの冊子にしてしまうところは、さすが芸術の国。イタリアは財政危機に陥っている中、国民は芸術に関しては誇りを持ち、予算などもいろいろと捻出し、スポンサーもそれを応援するという現状です。
そのような芸術を理解できるイタリアで、近い将来個展(写真展)を開催するのが目標です。
イタリア日本写真交流展終了
2012イタリア日本写真交流展(東京会場・ユーメリア、千葉会場・松戸高校)は6月2日、無事終了しました。お忙しい中、足をお運びいただき誠にありがとうございました。
同展は本年秋、今度はイタリア・アレッツオ市で開催します。(参加出品します)
イタリア、日本親交
今回の交流展では、イタリア・アレッツオ写真家協会IMAGO(イマーゴ)の写真家が、「To Flow /流れる」をテーマに撮影した作品31点、(日本の写真家は10点)を展示しています。(松戸高校での展示は同じ作品です)観れば観るほど、想像させるいい写真です。この機会に是非ご覧ください。尚、今回はイタリアからアントニオ、アレッサンドロご夫妻が来日され、親交も深めています。
来日されたアントニオ氏は、今年秋にイタリア・アレッツオ市で開催する「アレッツオフォトグラフィア」の実行委員長を務めることになっており、「同展に参加してほしい」と正式にオファーがありましたので、承諾しました。交流は継続が大事で、将来イタリアで個展を開催する上でも重要な参加になるかと思います。本年はモノクロ作品で参加出展の予定です。
2012イタリア日本写真交流展
2012イタリア日本写真交流展の詳細で、追加作家の変更、休日、時間の変更など訂正と修正をしました。また、急遽DMを作成することになりました。いましばらくお待ち下さい。
2012年5月7日(月)~2012年6月2日(土)『イタリア日本写真交流展』詳細
2012年5月7日~2012年6月2日、千葉・東京で開催される「イタリア日本写真交流展」に本年も参加、出品します。同展は2012年秋にイタリアでも開催(出品)します。尚、今回はご案内のハガキ等は作成されず、Web上の広報のみですので、ご了承下さい。先立って、②千葉会場、千葉県立松戸高等学校での展示は5月7日(月)より始まりました。 5月21日(月)は受付当番で、ユーメリアに一日詰めます。
『イタリア日本写真交流展』 “Italy and Japan Photograph Exchange Exhibition”
主催:写真家の国際交流をすすめる会(代表 伊藤雅章)
後援:公益社団法人日本写真協会
協力:イタリア・アレッツォ市写真家団体 IMAGO 千葉県立松戸高等学校
会場:千葉・東京
会期:(東京)2012年5月21日(月)~2012年6月2日(土)時間:11:00~19:00(最終日は17:00) 日曜日は休館
①アートスペースユーメリア α/β 東京都中央区日本橋本町3-4-6ニューカワイビル1階 http://www.artspace-eumeria.com/ tel03-3242-0337
会期:(千葉)2012年5月7日(月)~2012年6月2日(土)時間:09:00~17:00(土、日曜日は休校)
②千葉県立松戸高等学校玄関ギャラリー 千葉県松戸市中和倉590-1 http://www.chiba-c.ed.jp/matsudo-h/access.html tel 047-341-1288
出品作家:〔日本〕 伊藤雅章、工藤裕之、藤樫 正、小山貴和夫、堀江重郎
出品作家:〔イタリア〕 エリオ・チオル、フランク・ディテューリ、マルコ・ブルーニ、マッシモ・パデーリ、サルバァトーレ・イオリオ、アントニオ・アレッサンドロ
※目的及び開催意義
イタリアと日本は東西を代表する長い歴史と独自の文化を持ち、多くの文化遺産や自然遺産を持つ国です。この両国の写真家にとって、伝統と現代をどういった切り口でとらえ、いかに今日にふさわしい作品を制作するかは、共通した課題でした。そんな中、今回イタリアの写真家団体IMAGOは「流れ(To Flow)」をテーマに、時代を切り取った様々な作品を提示してきました。これらに対して、日本の写真家たちはどんな流れで答えたのか。両国の作品を並べて展示することで、きっと見えて来るものがあると考えます。
※千葉県立松戸高等学校での展示意義
千葉県立松戸高等学校は、県内で唯一の芸術科が設置されている公立高校であり、将来日本の美術界を牽引できる人材の育成を、大きな目標に掲げて生徒の教育にあたっています。今回二つの国によるコラボが、将来アーティストとして活動する、基本的姿勢として「国際性」と「地域性」という、二つの大きな柱を考えさせるきっかけになれば、これに勝る喜びはありません。今回の展示会は、両国の人的交流を一層深め、写真芸術の理解・発展につながる絶好の機会になるものと確信しています。<写真家の国際交流をすすめる会 代表 伊藤雅章>
2012年5月7日~2012年6月2日『イタリア日本写真交流展』会場②千葉県立松戸高等学校
2012イタリア日本写真交流展は①東京会場(5月21日~6月2日)に先立ち、②千葉会場・千葉県立松戸高等学校にて5月7日(月)から始まります。
期間:5月7日(月)~6月2日(土)
時間:09:00~17:00 (土、日曜日は休校)
会場:千葉県立松戸高等学校玄関ギャラリー http://www.chiba-c.ed.jp/matsudo-h/access.html tel.047-341-1288
※※※※※※『イタリア日本写真交流展』の総合詳細はまもなく掲載します※※※※※※