今年もまた別れの季節になった。鹿児島などから赴任してきた、学校の先生たちが何年かの任期を終え、各学校から2、3人ぐらいが転勤する。
また、鹿児島県の職員、国の職員なども今の時期に数人が転勤する。
今日、宮之浦港ではフェリー屋久島2で島を離れる学校の先生を見送るのか、たくさんの生徒と親御さん、関係者が集まっていた。例年、七色の紙テープで見送るが、今日は雨が降って天候が悪いせいか、撮影時点では紙テープは使われていなかった。
車、電車、飛行機の別れはあっという間に終わるが、船の別れは離れて行く人の姿が見えなくなるまで見送るので、送る方、送られる方もつらいものがある。
そして、この時期は全国の離島でもこのような別れを惜しむ光景がみられ、春の別れと、門出を祝う季節でもある。 写真=28日午後1時半、宮之浦港