年間30回ぐらいは山でテント泊まり。1泊~4泊することもあり、テントを張る場所(地面かデッキ)にもよるが、3泊ぐらいすると体が痛くなることもある。40日間以上テント泊まりをしながら写真を撮り続けた、尊敬する先輩写真家が屋久島にいる。それに比べたらあしもとにも及ばない。
晴れた夜は満天の星空や、半月以上の月が出た時、月明かりで屋久杉が白く見え、歩道もわかる。テントの中にいると、月明かりに照らされた木の枝葉が、テントの天井にシルエットで浮び上がり、それを見ながらシュラフ(寝袋)に入り就寝する時が至福の時間。また、雨の日は雨音を聞きながら寝るのもいい。だが、濡れたテントを持って帰る時、元々1kgぐらいが3kgぐらいの重量になるため、とても辛くなる……けど、テント泊まりはいいもんです。
写真=14日、ナナカマドの花・(森林軌道愛子橋) 「OLYMPUS PEN E-P1・17mmf2.8」