カテゴリー
-
最近の投稿
アーカイブ
メタ情報
月別アーカイブ: 2011年5月
冷たい雨
朝から小雨。 昼前から本降りになる。白谷雲水峡の最高気温は11℃、風を感じないほど、縦に線を描くように雨が降っていた。里地の気温は14℃。
「傘かしげ」していますか?。 屋久島の登山道(歩道)で雨の日、傘をさして歩く登山者を多く見かける。私もたまにさすし、撮影では必需品。屋久島の登山道は道幅が狭いため、スムーズに離合できない。そこで、登山者のマナーとして上り優先(場所によってはケースバイケース)にして、下る人は止まって道を譲る。楠川歩道で、 傘をさして上ってくる人が、譲ってくれたことに対してお礼を言って通りすぎる。と、同時に傘の先端が目の前をかすめるように通り、傘や雫が顔に当たる時もある。枝葉の雫はまったく気にならないのに、人工的なものには不快になる。なぜだろう?私だけだろうか?。いや、不快になるのは、雫ではなく……思いやりではないだろうか?。江戸時代からの庶民の知恵(マナー)である「傘かしげ」<雨の日に互いの傘を外側に傾け、自分の傘の雫で相手が濡れないようにすれ違い、相手を思いやりながら、なにげなく道で傘かしげをやると、わりと粋なしぐさとされる>楠川歩道は江戸時代からの道、思いやりをもって粋な傘かしげ、してみませんか。
写真=3日、白谷雲水峡 「Canon PowerShot S90」
歳月
GWに突入した。 29日から屋久島の山は人、人、人で賑わっている。30日、縄文杉登山は700人以上、白谷雲水峡は500人近くが入った。山小屋はパンク状態。なのにテントも持たず登る人が多い。信じられない!。小屋の外で野宿でもするつもりかな。何事もなければ結果オーライだろうけど…。ほとんどの人が、最悪の場合を想定していないのが現状。今年は何事もなければいいのだが……。
白骨樹。こんな木を見ると、いったい何歳だろうかといつも思う。大きさからすると、けっして古くはないはず。雨、風、雪で枝葉はもぎとられ、すぐにでも倒れそうなのに、しっかり立っている!。昨年、樹齢2000以上の翁杉が突然倒れたように、この木たちも若くしてその日がくる。自然界の厳しさは、標高が高くなるほど、老いも若きにも関係なく襲いかかる。
写真=1日、標高1600m付近 「Canon PowerShot S90」