ヤク鹿の角落ち始まる

DSCF0652s毎年3月になるとヤク鹿(オス)の角が落ちる。

歩いていてしぜんにポロっと落ちたり、むき出しになった木の根に挟んで落としたり、オス同士向かい合って角を絡ませて押したりしている時など、落ち方は様々のようです。この日6頭のオスを見た限りでは、この1頭だけが落ちていた。早ければ4月の終わりごろに新しい角が生え始め、生え始めた角はまだ表皮を被っていて柔らかく、血液が流れています。この状態を袋角と言い、血を吸うダニが何匹も付いてたりもします。角の成長は1日に数センチ伸びるようで、初秋頃になると袋角は骨化が始まり、表皮は剥がれ落ちて出来上がります。

春に落ちた角は、鹿が食べます!。山では貴重なカルシウム源として補給しているのかは、わかりませんが、他にも、死んだ鹿の骨を食べたり、湿原の小花之江河では人が捨てた?のか、セメントの塊をかじっているのを見たことがあります。=12日、白谷

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