木村伊兵衛のパリ -写真集ー

s-木村伊兵衛日本を代表する写真家木村伊兵衛は1954年(昭和29年)、カラーフィルムでパリを撮影している。その時、パリの下町を案内したのがロベール・ドアノーだった。そのカラー作品はあまり人目に触れることはなかったが、幻のカラー作品170点をまとめた大型写真集「木村伊兵衛のパリ」が刊行された。しかし、もう絶版になっている。ほしい写真集だったのに残念でならなかった。が、昨年の12月、その大型写真集の中からセレクションされた78点で、ポケット版の「木村伊兵衛のパリ」が朝日新聞出版から刊行された。早速取り寄せて手に取った時、感激で涙が出そうになった。「木村伊兵衛」・「ロベール・ドアノー」二人とも敬愛する写真家です。パリ……将来必ず撮影に行きます。

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