期を思う

里地の桜の花びらは役目を終え、風に吹かれて遠くまで飛んで行きます。近くの桜の木から舞い降りた花びらが、河口の廃船となった水溜りの中に、まだ沈まず浮いて、風が吹くたびぐるぐる回っていた。お互いに役目を果たし、期(とき)を向かえた。

写真=12日、宮之浦「OLYMPUS PEN E-P1・17mmF2・8」

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