浸水して漂流する旅客船、ドキュメント

26日、午後12時20分ごろ車で宮之浦へ向かっていると、空港近くで空にヘリが3機旋回して、小型の自衛隊機も旋回しているのが見えた。海が見える所まで来ると、海上に船が2隻停船しているのが確認できて、これはただ事ではないと思い、海岸の近くに車を止め状況がわからないまま撮影を始めた。すぐに他の人達が来て、会話を聞いていると「インドネシアに向かっていた旅客船が、屋久島北沖で浸水して漂流しているとテレビニュースで報道していた」と話していた。船は屋久島の海岸近くまで漂流してきたので、一番近くで撮るため撮影場所を早崎灯台跡地に移した。空には報道のヘリ5機、海保のヘリ2機、自衛隊の小型飛行機1機と、海上には巡視船2隻が救助活動を行って、騒然としていた。

以下テレビニュースまとめ:「香川県の船会社から売却され、インドネシアに向かっていたインドネシア船籍の旅客船「MASAGENA」が屋久島の北沖で浸水し、電気系統が利かなくなって漂流したため、海上保安庁第10管区保安本部に救助を要請した。10管本部のヘリが午後1時過ぎから救助を始め、午後5時前には乗組員12人全員を無事救助した。」

26日、午後10時現在も同船は漂流中で、沈没する心配はないという。海保の巡視船2隻が警戒しながら見守っている。

撮影カメラ:コンパクトカメラ、フジF600EXR

 

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