公益社団法人日本写真家協会 東日本大震災復興支援事業
写真展 生きる 東日本大震災から一年
会期:2012年3月2日(金)~3月15日(木)
時間:10:00~18:00(木・金曜日は20:00まで)会期中無休
会場:富士フォトギャラリー新宿
住所:東京都新宿区新宿1-10-3 太田紙興新宿ビル1F
主催:公益社団法人日本写真家協会
特別協賛:株式会社タムロン 協賛:富士フィルムイメージングシステム株式会社
仙台展 開催予定
2012年3月27日(火)~4月8日(日)
仙台市博物館ギャラリー
ボロボロになっても生きています!
樹の幹や枝についた苔は、雨が降らなくても雲や霧で水分を多少補給できる。
谷を駆け上がる霧は、山々を覆い隠すのに時間はかからない。
朝から小雨。気温が上がったため、白谷の森は濃い霧に包まれた。15日午後
凍りつくような寒さに耐え忍ぶ樹は、春を待ち望む。
今日は朝から気温が上がり、森を歩いていると、生暖かい風が上着を一枚脱がせた。
樹を撮るのが一番難しい。しかも一枚の写真で表現するには至難の業。自分が感じた樹を、そのまま写真で見せながら、その樹の「存在感」「森の中の役割」「ほかの樹にあたえる影響」「人が関わった事」など、様々な事を想像させなければならないからだ。
昨年の3月は寒さが残ったため、あまり気温が上がらず、4月10日ぐらいに開花のピークを迎える小杉谷の山桜は、例年より10日ほど遅れた。
11日、太鼓岩から見た細枝の山桜/冷たい北西の風、午後1時の気温は0・5℃
一度融けた森の雪も、寒波再来でまた雪景色。ヒメシャラに手を当てると、凍てつきながらじっと寒さに耐えているかのよう。10日、高塚山/気温1℃