投稿者「Horie Shigeo」のアーカイブ

台風14号何事もなく

台風14号は今日未明から昼前にかけて種子島の東を通過して行った。台風は東側だったので予想より風は強くなかった。家屋などの大きな被害はなかったが、TVニュースによると、南部ではポンカンの木が一部倒れたもよう。今日まで海上は大しけで船便は全て欠航。空の便は昼前から運航を再開した。写真=9日、小瀬田から宮之浦方面

台風14号は

今回の台風は雨が少なく風台風。今日の屋久島は風速15m以上の強風域に入ったこともありフェリー、高速船、空の便も終日欠航になった。明日昼前には種子島の東を通り四国沖へ進む予報。幸い暴風域は避けられそう。写真=8日、午後1時56分春田海岸

まだアファンの森にはほど遠いかもしれない

万代杉手前の森はちょっといい森だ。近くに水が流れてて、苔むしている。一瞬、アファンの森(アファンとは・・ウェールズ語で=風が通るところ)に近いと思った。しかし、天を見上げると葉が生い茂り、林床まで光がとどかない。そのため下草が生えない。仮に生えたとしても増えすぎた鹿の食害でなくなってしまう。森と動物の共存は難しい一面がある。水場で休憩していると、鳥のヤクシマカケスが飛び交い、ヤク猿の声も聞こえた。ある程度人が手を加え、隙間ができるようにしないといい森にはならない。写真=万代杉手前の水場

ミヤマウズラ

シュスラン属のミヤマウズラ。葉がウズラ(鳥)の羽の模様に似ているからという説。高さ15㎝ぐらいで、白い花を咲かせる。今、標高1000m以下で花期を迎えている。写真=7日、神山展望所

100mの大スラブ

モッチョム岳右裏の巨大スラブはホルンフェルス(変成岩の一種)と思われるが、みごとなもの。その隙間に植物の種が運ばれ、雨が多い屋久島ならではのことで、森が形成されている。写真=7日、モッチョム岳手前

何年ぶりだろうか、でも断念

屋久島の南、小島・尾之間・原・麦生集落を見下ろすモッチョム岳(940m)へ何年ぶりかにプライベートで行ってきた。

途中の万代杉までは3年前、3日連続で登ったことがあったが、モッチョム岳までは10年近く行っていなかったのではないか。

千尋の滝手前の登山口から、いきなり地獄の急登を3時間かけ、死ぬ思いをしながら頂上に上がるロープ場の手前まで到着したが、台風14号の影響が出ていたのか風速15mぐらいの強風が吹きっぱなしで体が飛ばされそうになって、頂上に上がるのはそこで仕方なく断念した(無念)。

すぐに引き返し、神山展望所で弁当を食べて下山を開始。

午後3時ごろから今度は雨を伴った暴風にかわって、登山道に枯れた小さい木の枝などが折れて落ちてきた。午前中よりかなり風が強くなって、もう台風14号が来たのかと思うぐらい凄かった。

モッチョム岳登山道は木の根がむき出しになっているところが多くあり、急斜面の根を踏むと雨に濡れて滑りやすくなっていて、すってんころりんで尻もちを一回ついた。

また、岩場も滑りやすいところがあり、案の定すってんころりんで右の肘側面が岩に当たり「コッ!」っと、骨の音がした。その時は痛かったが、打撲だけで骨に異常はなく、すぐに肘は動いてストックを使えた。

いずれも登山靴のソールがすり減って、最近滑りやすくなっていたのが要因だった。そろそろ靴も変え時かな。

午後5時前、無事に登山口に到着。 

写真=7日、モッチョム岳裏側・・・道中の写真は次回に続く

ツチトリモチ

今の時期、森の林床に怪しげな朱色の植物がある。高さ5㎝ぐらいで場所によっては3、5本の群生もある。朱色の部分はこう見えても花。茎の部分はハンマーで叩いて砕くとねばねば(ゴキブリホイホイのように)のトリモチになる。これから秋の深まりとともにまだまだ増えてくる。写真=6日、

また霧に包まれる

今日の白谷雲水峡は朝から霧に包まれた。苔は表面から霧の水分を補給できることによって、生き生きとした緑が際立っていた。写真=5日、

秋空に山だけ雲

今日も朝から晴れ上がった屋久島。山だけ次から次に雲が湧いては消え、湧いては消えを繰り返していたので、タイムラプスの撮影をしてみた。=4日、小島から

秋晴れが続きます

安定しなかった天気も10月に入りやっと秋晴れが続きます。北寄りの風が吹き始め、日中の気温も25度前後と涼しくなってきました。写真=3日、安房港